京都府の不動産(土地)売却査定・相場|一戸建てからマンションまで

京都府に土地をお持ちの方は、売却をしたいと考えることも多いのではないでしょうか。観光地である京都は景観も整備されており、一度は住みたいと移り住んでくる方も多くなっています。

大手ホテル業者も京都に次々と高級ホテルやマンションを建てる中で、「土地を実際に売ったらどうなるの?」というところ、気になりますよね。

そこでこの記事では、京都府の坪単価などの最新の情報をお知らせするとともに、実際に売却するタイミングまで解説します。

京都府の不動産を売却査定するには?はじめての方がおさえておきたいこと

京都府_土地売却(不動産査定)_はじめて売却

京都府の面積は約4612㎢で、人口は男女合わせて約258万人です(令和2年2月1日現在)。面積が狭いので人口数としては多い方ではありませんし、人口密度は10位/47都道府県とそれほど過密すぎるということもない住みやすい街です。

しかし京都は観光地として知られ、国内外問わず年中常に観光客であふれています。そのためか人口増加率は東京、大阪に次ぎ全国で3位となっており、今後も人気が持続すると考えられます。

その人気をデータで見てみると、坪単価では平均87万9552円/坪で、神奈川を抜いて全国3位となっています。地価は2002年頃からほぼ横ばいでしたが、2014年ごろからプラスに転じ、2020年の前年比伸び率はプラス2.59%でした(2020年3月現在)。

日本の地価は全体的に下がっているといえるものの、観光地として強く国内でも憧れを抱いている人が多いために人気は衰えていないようです。

このように近年若干地価が上がり始めている京都府ですが、売却を考えている人にとっては「いつのタイミングがいいの?」「上がり傾向だし、もう少し上がってからがいいんじゃない?」と思われるかもしれませんね。

ここで注意したいことは、京都府の中でも京都市のように上がっている場所と、京都市外の下がっている場所があり、油断はできないということです。

また、観光で成り立っている場所というのは、人が来なくなると地価に多大な影響を及ぼすことが少なくありません。売却で一番重要なことは、自らがいろいろなデータを調べて比較検討すること。

そうすれば今どのような形で取引が行われているかということが分かりますし、売却のタイミングを判断できるようになります。

この記事にはそんな方のために坪単価や実勢価格などのデータをふんだんに用いて、実際の相場感が分かるようになっています。ぜひこの記事を読み進めて頂き、適切なタイミングで売却ができるような知識を身につけていきましょう。

知っておきたい!京都府の不動産取引の現状は?

京都府_土地売却(不動産査定)_現状

現在の京都府の不動産取引は、現在京都市が多く、京都中心街から離れるほど取引が少ない傾向にあります。実際にどのように地価が推移しているか、中古物件の売買推移はどうなっているかを見ていきましょう。

京都府の地価公示価格の推移

京都府の地価公示価格の推移は以下の通りです。

年度 京都府(坪単価) 前年比
2010 58万5727円 -3.84%
2011 57万2745円 -2.32%
2012 56万6815円 -1.56%
2013 57万0200円 -1.03%
2014 57万2482円 -0.19%
2015 58万7192円 +0.07%
2016 60万6649円 +0.63%
2017 64万9311円 +1.17%
2018 69万9812円 +1.88%
2019 76万5939円 +2.60%

参照:土地代データ

京都府全体では2014年頃まで地価公示価格(坪単価)は下落し続けてきましたが、2015年頃からプラスに転じており、その伸び率も大きくなっています。しかし京都府相楽郡にある和束町では前年比-5.03%と、減少傾向にある場所もありますので注意してください。

京都府の地価公示価格の動向

京都府の公示価格は、平均26万6064円/㎡で、坪単価は平均87万9552円です。2013年頃からのアベノミクス効果や政府が打ち出している「クールジャパン」施策の影響、さらにインバウンドの効果などにより2015年から回復傾向にあります。

さらに細かく宅地、商業地に分けて検討していくと、その変化は以下の通りです。

種類 平均地価(㎡) 坪単価(1坪当たり) 変動率
宅地 10万8605円 35万9027円 +27.47%
商業地 59万2983円 196万0275円 +26.10%

いずれも2019年のものですが、宅地の方が変動率が大きい傾向にあります。観光地ですので商業地の値上がりの方が大きいように見えますが、やはり京都ということで古都に憧れて移住をしてくる人も多いのでしょう。

売却を考えている方はこれを見て安心したかもしれませんが、今後はどうなるかわかりませんので、増加傾向にある今のうちに早期に売却してしまうというのも手ですね。

京都府の中古物件売買推移

京都府の中古物件の売買推移はどのようになっているのか、中古マンションの成約物件件数と、中古戸建ての取引件数のデータを比較してみてみましょう。

まず、中古マンションの成約件数の推移は以下の通りです。

年月 件数
2016年3月(平成28年) 176件
2017年3月(平成29年) 223件
2018年3月(平成30年) 173件
2019年3月(平成31年) 246件

不動産業界が活況にあるといわれている3月の指標で比較してみましたが、2019年の3月はこの数年で一番の取引件数を記録しています。次に、中古戸建て(土地面積40から200㎡)の成約件数の推移です。

年月 件数
2016年3月(平成28年) 257件
2017年3月(平成29年) 248件
2018年3月(平成30年) 241件
2019年3月(平成31年) 237件

この表からもわかるように、中古戸建ての取引数は緩やかに減少しています。中古戸建てマンションの取引数は上がり、戸建ての取引数が減っている傾向から見ると、マンションの方が人気が高いことがうかがえます。

中古マンションを売却しようと思っている方は、駅近物件や便利な場所ならば多少実勢価格よりも値上げしても売却が期待できるかもしれません。逆に中古戸建てを売却しようと思っている方は、多少安くても早々に売却するというのも手です。

参照:公益財団法人 不動産流通推進センター 不動産業統計集

京都府の戸建の取引価格は?

京都府_土地売却(不動産査定)_戸建て

京都府の中古戸建ての取引件数は年々減少傾向にありますが、新築戸建ての価格や実際の取引状況はどうなっているのかデータで見ていきましょう。

実勢価格からみる取引価格

京都府の戸建ては実際にどの程度で取引されているのか、例をご紹介します。

住所 敷地面積(坪)/床面積(坪) 築年数(年) 価格(万円)
2019 京都府与謝郡与謝野町字下山田 605/484 31 3,000
2019 京都府相楽郡精華町大字祝園 53/32 新築 3,300
2019 京都府木津川市山城町上狛 97/22 50 430
2019 京都府木津川市州見台 64/40 15 2,400
2019 京都府南丹市園部町小桜町 32/37 14 2,900
2019 京都府長岡京市高台 64/40 46 3,000
2019 京都府向日市寺戸町 46/20 52 1,800
2019 京都府宇治市木幡 85/50 36 2,700
2019 京都府京都市西京区桂稲荷山町 35/34 17 3,500
2019 京都府京都市右京区太秦御所ノ内町 26/19 54 1,700

参照:住宅価格ドットコム

この表を見ると分かるように、実際に購入しやすい2,000万円から3,000万円程度での取引が多くなっています。

特筆すべきなのは、築年数が40年や50年と古い物件であってもきちんと売却されているということです。京都という土地柄なのかもしれませんが、古い建物を好む傾向があるようです。

10坪程度の狭小戸建ても取引されておりますので、古い戸建てや狭い戸建てで売却を悩んでいる方も一度査定に出してみる価値がありそうです。

京都府のマンションの取引価格は?

京都府_土地売却(不動産査定)_マンション

京都府のマンションの取引数は増えている傾向にありますが、実際にどのくらいの価格で取引されているのか気になる方も多いのではないでしょうか。そこで実際に取引された取引価格をもとに、売却に重要なマンションの需要がどうなっているのかを見ていきましょう。

実勢価格からみる取引価格

早速、京都府における実際のマンション需要がどうなっているのかマンションの取引価格を見てみましょう。

住所 面積(㎡)/坪数 築年数 価格(万円)
2019 京都府相楽郡精華町精華台 80/25 15 2,100
2019 京都府木津川市木津川台 80/25 新築 2,300
2019 京都府長岡京市一文橋 70/22 11 3,200
2019 京都府宇治市宇治 55/17 33 600
2019 京都府京都市山科区大宅御供田町 60/19 41 920
2019 京都府京都市伏見区深草出羽屋敷町 70/22 47 1,800
2019 京都府京都市右京区嵯峨野開町 55/17 40 1,300
2019 京都府京都市南区東九条西河辺町 60/19 38 1,600
2019 京都府京都市下京区成徳学区 55/17 9 5,000
2019 京都府京都市中京区初音学区 50/16 8 4,100

参照:マンション価格ドットコム

マンションに関しては戸建て同様、築年数が古くても売れている傾向にありますが、価格はやや下がり京都市外では1,000万円以下のものも見受けられます。

高価格帯のマンションはいずれも築年数が浅いものばかりですので、マンションをお持ちの方で少しでも高く売りたいのであれば、早期売却を考えてみるといいですね。

京都府の不動産を高く売るためのポイント!

京都府_土地売却(不動産査定)_高く売るポイント

不動産の売却で一番気になるのが価格ですよね。価格を決めるのは需要と供給のバランスで決まります。大まかにいえば相場、とされていますがこの相場を一番熟知しているのが不動産会社です。

相場を熟知しているということは、この不動産のこのポイントが高い価値を生み出しそうだという、高値ポイントも教えてくれる可能性が高いです。つまり、高く売るためには不動産会社は欠かせない存在となります。

しかし、時間もなく書類をそろえる暇もない中でじっくり相談する時間はない…なんてこともありますよね。そこで高値で売るためにどのような方法があるのか、をご紹介してきます。

複数の不動産会社へ査定を依頼する

相場を大まかに把握しており、高値を付けるポイントを把握しているのが不動産会社です。しかしその「高値ポイント」に関しては不動産会社ごと、さらにいえば個人によって異なってきます。

1社だけに見積依頼を出すと、ポイントがずれていたり、ましてや高値で売る姿勢すらないところもあります。

その点複数の業者に依頼すれば差はあるものの、物件をより高く売ってくれるだろう会社に出会えます。高い取引だからこそ妥協したくないのなら、複数のデータを自分の目で見て吟味することが必要です。

一括査定できるポータルサイト〈マンション売却ガイド〉を活用!

複数の不動産会社に行った方がいいとはわかっていても、普段仕事をしたり忙しくしている人にとっては数件回って話を聞くだけでも骨が折れますよね。くわえて、自分の判断やネットで調べた情報だけでは不安という方もいると思います。

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マンション売却ガイドで査定可能な市町村

マンション売却ガイドは、京都府内の以下の地域に対応しています。

京都市北区/京都市上京区/京都市左京区/京都市中京区/京都市東山区/京都市下京区/京都市南区/京都市右京区/京都市伏見区/京都市山科区/京都市西京区/福知山市/舞鶴市/綾部市/宇治市/宮津市/亀岡市/城陽市/向日市/長岡京市/八幡市/京田辺市/京丹後市/南丹市/木津川市/乙訓郡大山崎町/久世郡久御山町/綴喜郡井手町/綴喜郡宇治田原町/相楽郡笠置町/相楽郡和束町/相楽郡精華町/相楽郡南山城村/船井郡京丹波町/与謝郡伊根町/与謝郡与謝野町

このような形で京都府のほとんどの地域で査定が可能となっています。

京都府のおすすめ不動産会社一覧

京都府_土地売却(不動産査定)_おすすめ不動産

京都府で不動産会社をお探しの方におすすめの不動産会社を5社ご紹介します。それぞれの不動産会社の特徴も載せていますので、参考にしてみてくださいね。

大手不動産会社

センチュリー21

言わずと知れた大手不動産販売会社です。京都府内に46店舗あり、大手不動産業者ながらも最寄り近くの営業店で気軽に質問できるのがうれしいポイントです。駅から近く、キッズスペースなどを備えている店舗もあり、休日の家族連れでも訪れやすくなっています。

会社名 センチュリー21
本社住所 東京都港区北青山2-12-16 北青山吉川ビル7F
京都府内店舗数 46店舗
特徴
  • 大手不動産会社なので売買経験が豊富
  • 19時以降も営業している店舗があり、会社帰りに相談しやすい
  • 駐車場完備、キッズスペースなどを備えている店舗もあり

地域密着型不動産会社

京都ライフ不動産販売

京都ライフ不動産販売は、京都に根差した地域密着型の不動産会社です。賃貸業の方が店舗が多く主ですが、昭和53年創業より培われたプロのアドバイスを気軽に聞ける点が魅力です。

通常の家の売却もそうですが、投資用物件の売買も得意としているのでお持ちの方はなおさら心強いのではないでしょうか。

会社名 株式会社京都ライフ
住所 京都市下京区東洞院通七条下る東塩小路町717-1 京都駅前ビル2F 京都ライフ京都駅前店 奥
特徴
  • 年中無休で京都全域に対応
  • スタッフがやさしく対応がいい
  • 投資用物件の売買に強い

建都住宅販売株式会社

建都住宅販売株式会社最大の特徴は、売却までの期間が短いこと。平均所要日数は180日といわれている中で、なんと8割以上が90日以内に売却を完了するようです。早期で売りぬきたいという方には最適の不動産会社さんかもしれませんね。

会社名 建都住宅販売株式会社
住所 京都市上京区今出川通新町下ル西無車小路町594-1
特徴
  • 京都府内の店舗はすべて駅から徒歩10分以内で行きやすい
  • インターネットやチラシなどで多くの販売活動を行ってくれる
  • 自社での不動産買取も行っていて、経験が豊富

大野不動産株式会社

大野不動産株式会社は地域に根差した不動産会社で、買取も販売も行っています。だからなのか、自社で買い取りをしてくれる買取保証サービスも行っており、資金繰りの計画が立てやすいのが特徴。売却を急いでいる方には強い味方になってくれるはずです。

会社名 大野不動産株式会社
住所 京都府京都市右京区西院矢掛町21番地シュール西院101
特徴
  • 買取保証があり、一定期間内で売却できなかった時に買い取ってくれる
  • 親身になって相談に乗ってくれる
  • 現地説明会など、気軽に参加できるイベントも開催している

株式会社ハイトラスト

株式会社ハイトラストは、単に売却するというだけではなく、快適に住みやすくし、より高く売るにはどうしたらいいのかを総合的に提案してくれる不動産会社です。

2014年創業と若い会社ではありますが、その分感性が若いのでリフォームを含めて少しでも価値をつけて売りたいという場合は相談してみるといいですね。

会社名 株式会社ハイトラスト
住所 京都市中京区西洞院通夷川上る毘沙門町397-2(西洞院通り)

二条城東グランドハイツ1F

特徴
  • インテリアコーディネーターなどと協力し、より高値で売れるよう協力してくれる
  • 単に不動産を扱うわけではなく、価値のある情報を提供してくれる
  • 税理士などの各専門家と提携しているので安心

京都府の不動産売却(不動産査定)のまとめ

京都府_土地売却(不動産査定)_まとめ

京都府の公示価格はインバウンド効果など様々な要因があり緩やかに上昇していますが、経済的に観光業に依存している傾向があります。観光業が傾くと今後いつ地価が下がってもおかしくない状況ですので、地震が所有する物件の価値を早めに知っておく必要があります。

そのためには複数の不動産会社に一括で見積もり依頼ができる「マンション売却ガイド」などを活用し、相場を確認してみるとよさそうですね。

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